「山々の夢」とゴールデン街と。
- galler15
- 11 分前
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昨日は長谷川友里さんの写真展「山々の夢」を観に蒼穹舎へ。
長谷川さんは当ギャラリーで2回ほど写真展を開催してくださった作家さんです。
2021年12月に開催した「物質//世界 Physical world」を覚えていてくださっているお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここ数年、山や森での撮影を継続されている長谷川さん。
今回の展示は新しい切り口のようでいて今までとしっかり繋がっているような作品群。 撮り進めていくことで見えてきている景色や言葉があるようでした。
(と同時に、また彼女と写真の話をじっくりしたいなぁと思いました。)
(会期中無休で4/27までです!!土日は作家在廊とのこと。)
病気をしてから久しぶりの新宿界隈。
新宿駅からギャラリーまで歩いてみましたが、今の私にはちと遠く感じました。
以前は新宿から四谷までの間にある写真ギャラリーを気の済むまで歩いて廻っておりましたが、今の自分は蒼穹舎までしか行けなかった・・・。
今できることがモットーなもので、すぐさま予定変更。
花園神社でお参りしてから昼間のゴールデン街へ。
少し前に観た写真家 深瀬昌久さんの生涯を映画化した「レイブンズ」。
開店前でシャッターの閉まった「南海」の前で暫し深瀬昌久さんに想いを馳せました。
私にとっては伝説の写真家だけれど、こうして通われた場を目の当たりにすると少しだけ同じ空気が吸えた気がしました。
そこに在った日々をこうやって感じるのも今の私にできる写真的行為のようにも感じました。
その後はゴールデン街を離れて、新宿界隈のギャラリー廻りの時は必ずと言って良いほど立ち寄っているベルクへ。
思い返せば2年前、病気が発覚し治療のため禁酒生活に入る前の最後のお酒は、
写真展を観た帰りに寄ったベルクで飲んだビールでした。
まさかその直後に禁酒を言い渡されるとはっ!!
と言うことで、「今日ここで呑めたことが本当の“復活祭”」と言わんばかりに2杯だけグビっと呑んで帰路につきました。

もちろんあの時と同じメニューで!!
ああ、美味しかった!!(そして、結局歩き疲れた。)
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