「海の記憶」6日目。

田川基成写真展「海の記憶」も本日で6日目となりました。

これまでご来廊くださった皆さまありがとうございます。

気づけば会期は折り返し地点！！

前半は関連イベントもあったのであっという間でした。

作品を眺めながら、旅をする感覚で故郷周辺を撮るってどういうことだろうと思っていました。

田川さんのご実家がある松島を拠点に置いて五島列島など周辺の島々を撮影する（寝泊まりなども含めて帰省ついでに撮影を進める）ことは、海路を経てなど様々な理由から田川さんにとって難しかったそうです。

そうなると、撮影は実家のある松島を飛び越えて直接五島列島へ向かい東京へ戻る（当時は東京在住）という行為が続いていく。

まさに小さな旅を重ねていくイメージ。

帰省して撮りためるのと旅としてのスタンスを感じながら撮るのでは撮影自体はもちろん、作品のセレクトの段階でも直感的な反応が変わってくるのだろうと推測します。

作品から垣間見える、被写体と作家との絶妙な距離感はこういった要素が色々重なって生まれているようです。

明日は完売していた写真集が入荷予定です。

午後に届くとのことです！

数冊の入荷となりますので、欲しい方はお早めに。

明日もご来廊心よりお待ちしております！！