額装してみた。
- galler15
- 2024年6月29日
- 読了時間: 2分

しばらく自分の作品制作をしていないこともあって、作品の額装をオーダーすることから遠ざかっておりました。
先日、ギャラリーに写真専門フレームを扱っている金丸真株式会社の竹内さんと岩崎さんがご来廊くださいました。
もう10年以上のお付き合いで、個人的にはもちろん、Yで展示する作家さんが額装に困っている際も相談に応じてくださっています。
そこで、これぞチャンスと言わんばかりにずっと額装したかった広瀬耕平さんの作品2点の額装をお願い致しました。
以前、自分の作品の額装をオーダーしていた頃と状況は何ら変わりないと思っていたのですが・・・
マットの色見本が若干変更になっていることでのマッティング後の作品の見え方の影響(例えば白マットが以前より少し青みがかった白になっているのでモノクロの作品は色が跳ねる感じがあるなど)だったり、マットカットの際の偏心の決め方など今までの自分の感覚を更新する良い機会となりました。
届いた額装品と共に新しいマットサンプルも送ってくださいました。
大きな3枚が白系マットの最新版。(小さなものは以前のサンプル)

微妙に色が違うのがわかりますね。
大きめのサンプルなので実際に作品に当てて雰囲気を確かめることも可能です。
そして、美しく額装された広瀬さんの2点の作品。
2014年に初めてうちで展示をしてくださった時のDMになった作品(左)と、その作品のネガを自ら薬品を使って劣化させてプリントした作品((右)・この技法は「欲視録」という写真集の作品群でも使用されている→このネガの制作について日本カメラのインタビュー記事ご覧いただけます)。
同じ写真なのですが、劣化させる前のネガはもう存在しないのでこうして2枚並べて見比べられるのも贅沢ですよね。
展示がない時に遊びにいらしてくだされば、写真集と共にいつでもご覧いただけますのでお声がけくださいね。
やはり何事も経験のアップデートは必要だなぁとつくづく思った次第です!
細やかなアドバイス、勉強になりました!!
金丸真さんのwebページはこちらから。
(Yにも価格表などパンフレットございます!)
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